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ラブラドール・レトリバー / Labrador Retriever

ラブラドール


『ラブラドール・レトリバー / Labrador Retriever』
創作:2017.7. by Arisawa Yuga / 有澤悠河
用紙:手漉き楮紙 6匁、36.3×36.3cm by Corsoyard

なんと、今年初めての更新でした。
時が経つのが早い。。

あけましておめでとうございます!
戌年ですね!!



ラブラドール

何を隠そう、
2017年の東京コンベンションでのコンテストに
出しそびれたものです。

腹も背も割れないのはもちろん、
頭から尻尾の先まで一切の穴を排除した
完全立体を目指しました。

具体的には
割れ隠し用の領域を用意したり、
ヒダの重なりを立体化しやすいように工夫したり。。

結果的に、最終の仕上げでは
体内に入れたゼムクリップを
外から磁石で引っ張りました

なんせ、指どころか
ピンセットを入れる隙間もないので。。

いまでも作品を振ると、カラカラと
クリップの転がる音がします。脱出不能。



ラブラドール

これは、後日折り直したものです。
紙は、極厚雁皮紙の30cm角。
首が長すぎたので思い切って段折りし、
完全立体化はせず、簡易的な仕上げにしています。

というのも、完全立体化はかなり紙に無理をさせていて、
楮紙の柔軟さ無しには実現できない、もしくは
汚くなってしまうと判断したため。
極厚の雁皮紙は、洋紙のような硬さがあり
粘土造形のようなこねくり回す作業には
向かないようでした。
完全に仕上げの少ない作品向きですね。
紙のチョイスミス。。



ラブラドール
ラブラドール

頭頂部~背中のスムーズさにもこだわっています。
つい撫でたくなるような面を意識しました。

足の仕上げは、努力不足感があります。
個人的に思い入れが薄いのも大きそう。
紙の量は十分あるので、もう少し研究せねば。。


ラブラドール

顔もまたこだわったポイントです。
やはり両耳の間に頭頂部を作りたかったのと、
アゴから首にかけても、大きく割れないように
気を遣っています。


さて、この作品の最大の特徴は展開図。

ラブラドールCP

平坦条件を満たした展開図です。念のため。。
自分が最近可能性を模索している
変則角度系のコントロールを試みたものです。

結果から言うと、
コントロールには失敗しています。
ただ、これを創作する中で得たものは大きく、
変則角のクセのようなものが
感覚として少し掴めました。

今さらになって記事を書いていますが、
この作品を創作していたのは去年7月なので、
今ではだいぶ変則角の知識も身についてきました。


なにゆえ、こんな変則角を使っているのかというと、
角度系では限定された角度の中でしか面を出せませんが
面の角度を意図的に操作できれば
より表現の幅が広がるだろうと思ったのがきっかけです。
話すと長くなるし、短くまとめると色々語弊が生まれるので
この話はまた別記事にまとめるとして(いつになるやら)、

変則角で埋め尽くした結果、
手折りで精度を出せるようなものではなくなってしまったので
印刷した展開図をなぞって折ってます

しかも、せっかく出した変則角の面も仕上げで消えてるし、
もうこれ完全に実験失敗だねっていう作品です。

変則角に関しては
もう少し勉強と研究が必要なのと、
ラブラドールは素直に22.5度系で
構成しなおしたいなぁと思いますが、、
いつになるか分からないので
とりあえず本記事にて供養。
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有澤悠河 / Arisawa Yuga

Author:有澤悠河 / Arisawa Yuga
通称:ありさん
旧HN:おりゆーが
年齢:20歳
性別:男
創作歴:中学~


美濃手漉き和紙工房 Corsoyard

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