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アキアカネ / Autumn Darter

アキアカネ

『アキアカネ / Autumn Darter』
創作:2018.5. by Arisawa Yuga / 有澤悠河
用紙:落水紙「春雨」(KW-01) by Corsoyard
30×30cm、不切正方形一枚折り

台座:落水紙「流水」(KW-03) by Corsoyard
木:楮紙4匁(KN-01中口) by Corsoyard



アキアカネ

とても久しぶりの虫作品です。
まともに虫を創作するのは
なんと中学生以来で約5年ぶり。

昆虫大好き少年として育ったので
創作初期には虫作品も多く作っていましたが
他の方のハイクオリティな作品が
たくさんあるのを知ってからというもの、
なかなか手を出す機会も減ってしまいました。



アキアカネ

全体のバランスを見ると、
だいぶ頭部が小さく
翅が大きすぎるのが心残り。

しかし、ネタばらしをすると、
元はイトトンボを折ろうとしていたのです。
本番折りをしてみると腹部の紙の重なりが
思いのほか分厚かったので路線変更した次第。
各部位のサイズ感も、イトトンボだとしっくりきます。
(腹部はなんと、先端で強引に段折りして
ガッツリ長さを縮めている!)


アキアカネ

頭部。
本物を見るとなかなか妙な形をしているので
なるべく雰囲気を出せるように努めました。
触角はもっと上から出したいところ。。

先述のとおりサイズ感にも不満は残りますが、
一目みて「トンボだ」という形に出来たので
当初の目標レベルは達成できたように思います。

また、脚の長さについても
特に難しいことをするわけでもなく
自然に長さのバランスが取れました。



アキアカネ

この作品の創作のきっかけは
「落水紙の透け感を翅脈に活かせないか」
というところでした。
かなり満足のいく質感を出すことができ満足。

折ったあとに着色という手段をとったのも、
この透け感を活かすのが目的でした。
構造的にはインサイドアウトでの表現もできますが
透かすことはできなくなってしまうので。。

また、透け感を最大限に引き出すため、
4枚の翅を正方形の4つカドから出しています。
残るカドといえば尾なので、
必然的に紙の中心から出すことに。
さてこの配置、どこかで見たことが…




アキアカネcp

アヤメの基本形だッ!

アヤメの小さな4つのカドのうち
3つを2つずつに分けて6本足に、
1つを頭部に充てる。。。
なんと理に適った構造。。。

これを思いついたのが
創作の一番の原動力だったかも。

実は「基本形を弄る」スタイルの創作を
したことがほぼ無かったので、
基本形すげぇって実感しました。


だがしかし、、、
なんと西田シャトナーさんが
アヤメの基本形からトンボを作っていたのを
本折りの最中に知ってしまいました。
しかも10年前に。

もちろん、あまりに単純な配置なので
先例がありそうとは思っていましたが…


アキアカネ

ちかいうちに、もっと薄い紙で
イトトンボも折ろうと思います。

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有澤悠河 / Arisawa Yuga

Author:有澤悠河 / Arisawa Yuga
通称:ありさん
旧HN:おりゆーが
年齢:20歳
性別:男
創作歴:中学~


美濃手漉き和紙工房 Corsoyard

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