ブログトップ > 創作-空想動物 > ドラゴン -2016-

ドラゴン -2016-

ドラゴン2016


「ドラゴン / Dragon -2016-」
創作:2016.12. by Arisawa Yuga / 有澤悠河
用紙:楮雁皮混合紙、60×60cm

創作自体は昨年12月にしたものですが、
画像の個体は今年3月に折ったものです。
2体目ですがまだ仕上げに迷いがあるので
今後数回折って確定していくつもり。
とりあえず暫定バージョンという前提で書いていきます。



ドラゴン2016

2015年のドラゴンの改良版です。
当初からの「凶悪というより可憐で優雅なドラゴン」というコンセプトを保ちつつ、
全体のバランス調整、各部のディティール向上を目指しました。

まず、旧作は創作期間がかなり限られており
構造も混沌としていたため、
思い切って体を一から考え直すことにしました。
そして、頭部は気に入っていたので丸っきり流用。

ドラゴン2016

昨年12月に折った1体目では頬にトゲを出していましたが、
今回のものはありません。
ずばり、迷い中です。


ドラゴン2016

旧作の最大の弱点であった
翼の生える位置、生え方は
改良の最重要ポイントとなりました。
ここは自分の理想のイメージにかなり
近づけられたかなと思います。

今回の個体では、胴体の「質量感」というか、
「その体積が確かに存在している感」の表現に
こだわって仕上げています。
竜脚類の胴体とか、そういうイメージです。
(うまい言い方が思いつかない。。

指の折り出し方は旧作と同じですが、
脚のカドの自由度が上がったので
太ももの筋肉なども表現できるようになりました。



ドラゴン2016
ドラゴン2016

謎の板とトゲを折り出すことで
背割れを隠しています。
同時に背中に幅を持たせることができ、
先ほどの「質量感」の表現に大きく貢献しています。
空想動物は何でもアリなので良いですね。笑
ちなみに、画像はありませんがお腹も閉じてあります。


ドラゴン2016
ドラゴン2016

そして、今回の改良の目玉、翼です。
僕が紙漉きを見習っていく中で再認識した
「手漉き和紙の透け感の美しさ」を活かせないかと
模索している中で見つけた表現。
実は、少し前から創作中(現在休止中)の
別の題材の試作が元になっています。

そんな翼ですが、かなり仕上げに迷っています。
この個体のものはいまいち納得いっていません。
まだまだ研究しなくては。


展開図です。

ドラゴン2016CP

左下は基本構造まで、
右上はより完成に近い部分まで
折り込んだ状態です。
翼部分に変則的な角度が入っていますが
仕上げの規格化を狙ったもので
折り畳み可能なように調整してあります。

201704162.png


カド配置が特徴的で、下記の折り筋だけで
頭、前脚、後脚のカド位置の特定と
付加領域との境界まで折り出せます。

20170416.png

これは、偶然というより
意図して配置した部分も大きいので
うまくまとまって一安心というところです。


-おまけ-

ドラゴン2016

モノクロで撮ると映えますね。
撮影技術も上げていきたいなぁと思う
今日この頃です。


関連記事

コメント

コメントの投稿
  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL: http://orisawa108.blog.fc2.com/tb.php/99-d9686583

profile

有澤悠河 / Arisawa Yuga

Author:有澤悠河 / Arisawa Yuga
通称:ありさん
旧HN:おりゆーが
年齢:19歳
性別:男
住み:日本の真ん中付近
創作歴:7年くらい
有澤悠河

美濃手漉き和紙工房 Corsoyard

ありさんのTwitter

ありさんのFlickr

創作作品一覧 《My Works List》

category
entry
archive
link
all
formmail
お問い合わせ等は
こちらからどうぞ。

名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

メールは管理人へ直接送信されます。
copyright
ありさんの折り紙